Q2:一般社団法人・一般財団法人に移行したら、税金がかかると聞いたのですが

回答:

移行認可を受けて、一般社団法人・一般財団法人に移行した場合、今までの社団法人・財団法人と異なり、一部または全部について税金がかかります。

具体的には、非営利型の一般社団法人・一般財団法人(条件があります。)に移行した場合は、事業についての法人税や消費税、印紙税は従来通り収益事業のみ課税となりますが、今までと異なり、登録免許税や法人都道府県民税、法人市町村民税などは課税となります。
一方で通常の一般社団法人・一般財団法人に移行した場合は、全ての所得に対して課税が行われることになります。当然、印紙税も課税対象となります。

そのため、一般社団法人・一般財団法人に移行したら、税金がかかりますが、非営利型の一般社団法人・一般財団法人に移行すれば、通常は税金は数万円~十数万円程度しか変わらないため、心配することはないかと思われます。

[記事公開日]2011/04/04
[最終更新日]2014/08/23

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